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今日は、染織教室で、とってもきれいな薄萌葱色を染めてきました。
なんで染めたかと言うと、ブタクサです。 そう、あの雑草の、アレルギーの元の、あのブタクサです。 今日は講習会みたいな形で9人の生徒さんたちみんなで、やってみました。 とっても楽しかったですよ。みんなでなんかするのはたのしいですね。 普通は草木染めでは、緑を出すのは大変面倒なのです。 以前も書いたけれど、緑という色を出すには、刈安や小鮒草などで黄色を染めてから、その上に藍をかけたりして、緑をだすのが、昔からのやり方。 でも、アルカリ水で煮だすと緑を残すことができると、最近わかったらしいのです。 このアルカリ抽出法で蓬、臭木、藤、合歓、柏などから緑を出す事ができるのだけれど、中でも抜群にきれいな緑がでるのが、ブタクサなんだそうです。それもこの時期のブタクサ。 堅牢度も一番高くて、2度重ね染めすれば色落ちの心配なく安心して使えるものになるのだそう。 で、教室では一番手軽な炭酸カリウムでアルカリ水を作って煮だしました。 みんながそれぞれ摘み取ってきたブタクサを使用したのだけれど、若葉の葉っぱが多かったこともあって、先生がやったときよりも色が薄くて「ちがうもん、ちがうもん。もっともっと濃い、きれいな緑なんだもん。」と先生は大変嘆いておりました。 これも、この花が咲く前のブタクサしかダメなので、この時期しかできない季節ものの染織。染材のブタクサはいっくらでもあるので、この緑の染めは是非マスターしたい。 覚えてしまえばそれほど大変なものでもないしね。 また、週末にでも写真をアップします。
by ariadne-dream
| 2008-07-01 22:49
| 染と織と
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