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迷宮のアリアドネ


ゆきのブログです。読んだ本のこと、日々の生活で少し思ったこと、すごく思ったことなど気ままに書いてます。
by ariadne-dream
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『ストリート・オブ・ファイヤー』

そろそろお気に入りの音楽(CD)をMacに保存しよう!と思い、CDをピックして作業をしていて「うーん、これはやっぱり不滅の名曲だなあ」とつくづく思ったのが、『ストリート・オブ・ファイヤー』の「Tonight is What it means to be young」。
これは前にも少しここで書いたけど、ちょっとその素晴らしさを書いておこう。

この曲は、映画『ストリート・オブ・ファイヤー』のエンディングでかかる曲なんだけど、ダイアン・レインが真っ赤なタイトミニのドレスで歌う姿のそのかっこいいことと言ったらっ!
前奏から、舞台の上ですっと浮かび上がって、歌い始めるときのあの姿、騙されたと思って、あの姿を見てほしい。かっこよすぎです。鳥肌立ちます。

ストーリーは単純明快。
お姫様を救い出す、流れものの騎士。副題の「ロックンロールのお伽話」とあるように、これにストーリーの質を問うのはナンセンス。
人々を魅了して賞賛をもらうべくお姫様(舞台で歌うロックシンガー)が危機に直面したときに現れる、放浪の騎士(昔の恋人で、寡黙だけど戦わせたら最強。)姫様の横には執事(マネージャーで、とりあえず恋人?)がいて、騎士には朋友(女だけど、軍隊上がりで男気たっぷりのいかしたおねーちゃん)。この4人のまわりには、7人の小人がいて(アカペラのシンガーたち)、お姫様をさらう悪役は、街を脅かす悪党。(暴走族のギャング)
ラストが、「結婚して末永く幸せに・・・」じゃないところが、ぐっとくるんですね。
「俺は流れ者。いっしょに生きていくことはできないが、必要な時は必ず来る。」に対して、姫はぐっと涙を飲んでうなづき、一人舞台に向かい、人々の喝采に迎えられて力強く歌う。
シブい!カッコイイ〜!(笑)

この、古典的で騎士道的でクサいストーリーを、現代を舞台にロックンロールにのせてアレンジしたのは、実に見事!
「男のロマンだっ!バイブルだっ!」ということで、実は男性に人気があるようだけど、いやいや、女性もこのかっこいい姫さまと騎士殿には憧れますよ。現実はさておき(笑)、ありきたりのお伽噺をうまいこと仕上げたものだと、関心してしまうね。
物語のプロットというのは、だいたい決まっているもので。それをいかにアレンジしていくかが問われるだけだと思っているので、こういうものすごくシンプルなプロットをうまく焼き直して面白く見せるものって、逆にすごいなと思います。

あとこの映画は配役がいい。かっこいい美人を絵に描いたようなダイアン・レインと、無口で渋い無骨で流れ者の騎士には文句無くハンサムなマイケル・パレははまり役。ダイアン・レインの横に従うパトロン兼マネージャーは、まったく男として認知されていない哀しい役所のリック・モラニス。騎士に惚れ込み同士として付き従う女戦士にエイミー・マディガン(このひと、エド・ハリスの奥さんなんだって。)が非常にいい!4人を和ませる7人の小人的存在のアカペラのシンガーたちや、悪役にはこれまた個性派実力俳優のウィレム・デフォー。不気味な感じがよいですよ。
とにかく、キャスティングは完璧だと思いますねえ。

そして音楽!
これなくして、この映画は語れない!
ラスト、ラストですっ!
私の中で、全ての音楽シーンにおいて最も優れた映像です。
得にロックンロールが好きというわけではないけれど、これは、ありえんほどキマってます。このストーリーで、最後にこの曲、っていうのがね、完璧。
この曲なくして、映画『ストリート・オブ・ファイヤー』は語れません。
その他にも、冒頭でエレン(ダイアン・レイン)が熱唱する「Nowhere Fast」という曲もかっこいいし、ソレイズのアカペラの「Countdown to Love」「 I Can Dream About You」も素敵な曲です。全編を通して、80年代的な音楽とうらぶれたアメリカのダウンタウンの雰囲気とが非常にマッチしていて、独特の雰囲気を演出している。

今見ても、ちっとも色あせない名作。
いや、当時は単純に好きだったけど、今見返してみると、これって、実は名作じゃん!って思います。(笑)

大ヒットしたTVドラマ「ヤヌスの鏡」のテーマ曲として、椎名恵が「今夜はエンジェル」という日本語バージョンを歌っていたので、曲を聞けば知らない人はいないと思う。日本語の歌詞はわからないけど、英語の歌詞は、今度訳してみようかな。
でも、歌詞はしらなくて、メロディと歌声だけで十分きます。(笑)

# by ariadne-dream | 2005-10-22 14:44 | 映画・DVD

久しぶりに、社会見学ツアー

インターン生の通訳のために、初めてトヨタ博物館へ行ってきたのだけど、
この博物館はとっても素晴らしかった!感謝。

何がって、クラシックカーです。

美しいです。職人芸の粋をあつめた、素晴らしい芸術品ですっ!
車のことはまったくわからないし、興味もないけど、むかしからクラシックカーはとっても好き。私にとってはあれはマシーンとうよりは美術工芸品。
調度品を見るのと同じ感覚です。
でも、実物を間近でみたことなんて(たぶん)はじめて。
動く美術品。実用性もかねた美術品。
すごい!の一言。

感嘆、ため息!
人間の手によって、一つずつ丹念に創られたパーツ。
外形の木型、塗装、内装のシートや細かいアクセサリーの組み付け、エンブレム、あめ色ガラスのランプに、純金使いの上品さ、タイヤ部分のホイールの美しさといったら!
とにかくディテールまで妥協をゆるさない仕事っぷりで。
素材も最高級の素材を使って、長い時間をかけて丁寧に拘りぬいて作られた芸術品です。

心洗われたって感じね。
素晴らしい美術工芸品を見るだけで、随分リフレッシュするものですねえ。
一緒にいった同僚もお疲れだったのだけど、やっぱりすっかり元気になっていました。
いや、あれは本当に素晴らしかった。

博物館の2階は世界中の、殆ど値段が付けられないような有名なクラシックカーが沢山あるのだけど、3階は日本の車の歴史がみられるように、トヨタ車に限らず歴代の車が展示してあります。まあ、このへんは私はよくわからないけど、子供の頃に見た車とかは、懐かしかった。

で、新館がまた面白くて。
大八車にはじまって人力車、昔の消防車(これがすっごくよかった!)、昭和初期の日本の一般家庭の室内や、初代の自転車(これも非常に綺麗でした。)からテレビや雑誌まで、そういうものがたくさん展示されていました。

ここ何年も美術館、博物館のようなものには、肩透かしを食うことが多いのだけど、ここは最近の最大のヒットかもしれない。
展示の仕方なんかも、なかなか見やすくてよかったと思うな。

その後、トヨタの産業記念会館というところにも行ってきたのだけど、
綿から糸が創られる工程なんかが、「働くおじさん」みたいで、結構面白かった。
メインの自動車のセクションは、製造工程とか技術改新の過程とかが見れるようになっている。一緒にいった二人はすごく面白がっていたけど、どばっーっと、いろんなエンジンとかがこれでもか、というほど並べられてたりしても、私は圧倒されるだけで、何がなんだかわからない。それでも、興味のないものとはいえ、やっぱりこういうところは面白くて好きだな。
さすがは世界のトヨタ様だけあってお金もかけている分、出来のよい博物館になってると思います。
車関係の会社にいるのに、いつまでたっても車にはぜんぜん疎い私ですが、通訳のお陰で連れて行ってもらえて、ラッキーだったよ。
仕事じゃなかったら、絶対行ってないもん。(笑)

http://www.toyota.co.jp/Museum/index-j.html

# by ariadne-dream | 2005-10-20 20:40 | ひとりごと

壊れてきた

疲れて、愚痴ってみたくなりました。

やっぱ通訳って向いてない。
昨日に引き続いて今日も、殆どの時間通訳をしたのだけど。
とにかく私の同僚も、シンガポールの学生もよくしゃべる。 
もう少し手身近に話せそうな内容なんだけど、お互い通訳挟んでるから、長くなってしまうのだろう。仕方ないとは思いつつ、こっちはこっちで、他の仕事がどんどんたまっていくし、もう、オロオロ。

日頃のんびりやっているツケが、こういうときに、まわってくるのだわ・・・。

英語脳みそと、日本語脳みそを、使いわけつつ、おじいさん(お偉いさん)のお世話に、他部所からの問い合わせ、その他もろもろ、とにかく、こういうときに限って、なぜかいつも以上に名前を呼ばれる回数が多いような気がするのは気のせいだろうか・・・。

「あーーー、もう頭の中、ぐっちゃぐちゃだー。殆ど限界ー。」というと、同僚は、「それで?見えないんだよねえー。端からみてると、すごくサクサク、明るく仕事さばいてるように見えるんだけど。でもそれって、得なのか、損なのか。」
損だと思うな。
それに、私の混乱の形跡はいたるところに残ってたりするんだけどね。
(途中で忘れ去られた書類とか、上司に英語で話続けてしまったりとか)

すごく器用に見えるかもしれないけど、まあ、ある程度は、一応こなしはします。
けど、これは正直キツいよお。
自分は一人しかいない、と思う瞬間だったり。

昨日の朝は牛乳をこぼして、姪に「あんた何してくれんの。」って目でみられるは、今朝は今朝で、犬の水をこぼして、「こぼしゃあがったな。」って目で犬に睨まれるし。
忙しい朝っぱらから、仕事増やさんでくれ、っとあちらこちらから、白い目が・・・。
水難の相。
こんなもんですよ。

明日は歓迎会で、夜までも拘束。
いろんな意味で、本当にムリがきかなくなった。
贅沢な望みかもしれないけど、穏やかに暮らしたいものだわ・・・。

# by ariadne-dream | 2005-10-18 19:48 | ひとりごと

いつもより早く帰れるって、いいね

今日は4時には帰宅できた!嬉しい、嬉しい!

というのは、今日シンガポールからインターンの学生がやってきて。
3週間、通訳とかで忙しくなりそう。
とにかく初日ということで、いろいろな説明やらで、ほんと、しゃべり疲れた。
インターン期間中、その子は会社の男子寮に滞在することになるので、そこのオートロックやいろいろな規則や使用方法なんかの説明を、人事と一緒に行って私が通訳しなくてはいけない。
「女人禁制の男子寮の風呂場までみてくる女は、お前しかいないぞ!ああ、危険だ、こいつを寮に入れていいのかあ?」と。
相変わらず随分失礼なやつらよね、うちの同僚は。
好き好んでいくものか、そんなむさくるしいところ。

でもおかげで今日はそのまま直帰できたらかラッキーでした。

と、これを書いている間、姪が部屋で遊んでいたのだけど、
膝に乗って遊んでいるうちに、どうもおネムになってきたようで、寝かせ付けてみたら、あらまあ寝てしまいましたよ。
こんな時間にお昼寝なんて、随分珍しいことで。
雨が眠気をさそうのかしらねえ。

すやすや私のベッドでお休みしてます。かわいいこと。

# by ariadne-dream | 2005-10-17 18:49 | ひとりごと

まねっこ、めいっこ

めいっこが、私のマネをして困っています。
最悪なのが、たばこ。
煙を吐くのをみて、「うわあー、しゅっご〜い!きゃっきゃっきゃ!」といって、手を叩いているのですから・・・。眼をはなすと、タバコケースからとりだして、ライター左手にもっていたり、灰皿をつんつんとたたいていたり。
これは非常に、やっばーいです。

CDをPCにいれるところも見つかって、勝手にCDを取り出してきては入れようとする。
こちらはせっかくクラシックでも聞いて静かに、なんて思っていたのに。
とりあえず、軽快な音楽とかを聞かせて、ノリノリにして忘れさせようと、山下達郎の「高気圧ガール」やビックマウンテンなんてかけてみたりして。
まあ、チビと二人でノリノリ。
この子は踊りが好きで、軽快な音楽がかかると、必ず踊りだしますねえ。
この前TVでタッチのコマーシャルがかかったとき、タッチのテーマでおどってました。
こんなんでも踊っちゃうの、あなたは、とちょっと神経を疑いましたけど。

あまり私の部屋にいつかないでもらいたいんだけどねえ。
たばこだけはマズいですから、やっぱり・・・。

# by ariadne-dream | 2005-10-11 22:06 | ひとりごと